川上進盟先生のお話会

調圧ルームを開発された川上進盟先生はたびたび進盟ルーム吉祥寺店で、講演会をしております。その講演内容をご紹介します。次回の講演日時が決まりましたらスタッフブログや店頭でご案内いたします。

川上進盟先生の「 川上進盟の考察 」も是非ご覧下さい。

平成28年4月24日に進盟ルーム吉祥寺で本年度最初の進盟先生お話会が行われました。

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 このたび、先生は救急車で運ばれ入院後即退院、進盟ルーム入室による驚異の回復という未曾有の体験をせきららに語ってくださいました。ご自身の研究段階から含めると、10数年にわたって独自の調圧システムを持った進盟ルームに入室されてこられたわけですから、よもや入院などとは考えられぬはずでした。しかし、何事も絶対ではないというのも真理であり、思わぬ危険が先生の足元に転がっていたことから、「よもや」が現実のものとなってしまいました。

事の起こり

平成27年12月5日早朝・・・目覚めると極度の寒けと身体の震えを感じ、風邪でも引いたかとおもむろに酒を飲んでそのまま寝てしまう。
翌6日朝・・・起きてみると、舌が痺れ全く動かない、右目はまぶたがはれ上がり何も見えない、左手が肩より上に挙がらない、右足が麻痺してまともに歩けない、しかし頭は普通に機能しており何が起きたかと反問するのみであった。

 異変に気付いた家族により救急車が呼ばれ、無念にもいわき市最大の病院へ入院と相成りました。

重度の認知症患者のような扱いでは回復せず

 CT、MRIを駆使しての主治医の診断は、急性の肺炎により中枢神経麻痺にて回復不能だが、抗菌薬の投与により末梢神経は回復可能かもしれぬと集中治療室にて多数の管につながれる身となりました。あたかも重度の認知症患者のように扱われたようです。

翌7日夕刻・・・集中治療室での丸1日が先生の思考回路を奮い立たせたのか、主治医の静止を振り切って強引に退院を敢行。

「進盟ルーム」で驚異の回復

進盟ルームに直行して2時間後・・・症状は変わらず、次はエネルギー不足だと看破しご飯を食べようとしたが、舌機能が失われていたため噛むことができずまた飲み込みもできなかった。やむなくおかゆにしてもらい何とか飲み込む。
4時間後・・・まず左腕が挙げられた。
毎日6時間入室を3日間継続・・・ほぼ回復し現在に至るが、両手足先端部にわずかな感覚麻痺が残り未曾有の体験を風化させぬごときである。

 いま翻って考えると5日の寒けの2日前に迷走神経反射による脳貧血で転倒し、階段に頭部を打ち付けたことから自己免疫力の低下をきたし、発病に至ったと考えられます。そしてその病からの生還も、薬ではなく栄養の補給、充分なる睡眠、そして「進盟ルーム」入室によってミトコンドリア内で大量に生成された細胞内エネルギー(ATP)によってもたらされた免疫力の回復が決め手となったのでしょう。

「新しい3種の神器」と「進盟ルーム」への更なる確信

 現代の医療では、まず薬、そして悪いものがあれば手術、放射線で取り除く、そのあとは再発抑制のためにさらに薬を使用することが当たり前となっています。この現代医療の3種の神器は、本来身体に備わったいわゆる免疫力を破壊する強力な作用を有してます。したがって病気になった時にはこの3種の神器から遠ざかること、そして「進盟ルーム」の活用、栄養、睡眠の摂取という新しい3種の神器が健康を獲得する最も簡便で適切な方策と再認識し、また確信を持ちました。

 集中治療室での入院治療というつらい体験でしたが、一方で"生体治癒力向上装置"としての「進盟ルーム」への更なる確信を得られた貴重な体験であったと誇らしく感じています。

(店長記)

平成27年11月29日に進盟ルーム吉祥寺で第4回進盟先生お話会が行われました。

none 進盟ルームの開発者として、先生は「病気は細胞が交換されるときのミスによって生じるものと考えられているが、私の考えでは細胞におけるエネルギー不足が原因である。進盟ルーム10年間の経験から言うと、このルームでエネルギーをつくった人は長生きできる」と力説し、さまざまな例を挙げて語られました。以下、お話の要旨を報告します。

がんが発見されたら慌てず進盟ルームで経過を観察

 先生は「医療の世界では、病気とは細胞が置き換えられる時のミスコピーによるものといわれている。そのため、がんになったらミスをした悪い細胞は手術をしてとり、とれないものは薬で殺すようにする」と説明。乳がんの発見が遅かった北斗晶は片方の全摘手術を行い、生稲晃子は早期発見にもかかわらず5度の手術を強いられたのに対し、進盟ルームに入っている同様の乳がんの患者は手術をしないでがんが小さくなったことを紹介し、「がんは発見が遅くても早期でもそうは変わらない。がんの進行は遅いから、慌てて手術を急ぐことはない。ここに入って経過を観察してからでも対応は十分間に合う」と指摘しました。

 進盟ルームでは調圧によって細胞が勢いよく酸素を取り込むことで、エネルギー源のATP(アデノシン三リン酸)を活発に生成することを促します。ルームのなかでは1時間で水温が1度下がるのに対し、体温は1度上昇するとのデータを示し、体温は調圧によって細胞がエネルギーを生成する時に発生する熱によって上昇するものと解説。「病気は細胞のエネルギー不足によって起きるもの。人間の37兆個の細胞の7割は赤血球が占めており、この赤血球が細胞に酸素を運ぶことでエネルギーをつくるが、進盟ルームは多くの酸素を取り込んで大量のATPを生成するので、ここでエネルギーをたくさんつくった人は病気が治り予防にもなって、長生きできる」とルーム入室の効能を述べました。

進盟ルームに入れば病気が治る

 先生が「ここに入れば病気が治る」と胸を張る通り、進盟ルームは入室によって多くの難病を克服した実証例が認定され「生体治癒力向上装置及びその作動法」で特許を取得しています。それを裏付ける代表例として「輸血が必須の再生不良性貧血の方がここに入って輸血が不要になり元気になった。どんな難病でもここに入っている人は生きている」「今では65歳以上の7人に1人が認知症といわれるが、ここに週3時間以上入っている65歳以上の方で認知症になった人は1人もいない」「脳腫瘍が小さくなり、また腎臓がんから元気になった人もいる」などのケースを紹介。「この10年の進盟ルームの実績はどんな病院にも負けない」と強調し、進盟ルームの実効性に自信を示しました。

 話は多岐にわたりましたが、先生が特に力点を置いて繰り返し触れられたのは、細胞に関連した内容。「ひとつの細胞が30億個の遺伝子情報を持っているので、細胞にエネルギーを与えることでものすごい力を発揮する。(効果を信じる)楽観的な人はプラセボ効果もあって血の流れがよくなり、余分にエネルギーが生成される」「人間とチンパンジーの細胞が持つ遺伝子は99%までは同じで、違うのは最後の1%だけ。人間が大きく進化した過程で生じたわずか1%の違いで、人間のがん死亡率はチンパンジーの15倍の30%に上ることになったが、進盟ルームをやってきた私はこの30%をチンパンジー同様の2%以下にさせる自信がある」「人間の細胞数は永く60兆個とされてきたが、イタリアの研究者が臓器ごとに数を調べたら全体で37兆個だと判明した」など、興味深い話を披露されました。

質疑応答

 最後に質疑応答の時間が持たれたので、その内容をかいつまんで報告しておきます。

Q;どのくらいのペースで入室すると効果的なのか。

A;エネルギーは通貨として貯金もできるが、なるべく平均して入った方がよい。個人差があるため一律には言えないが、効果を信じている人ほど短い時間、回数でもよい。

Q;入室するとだるくなる人もいるが、何故なのか。

A;疲れるということはエネルギーがまだ足りないということ。だるくなるのは一時的な好転反応であって、さらに入室すれば(エネルギーがつくられるから)大丈夫でしょう。

Q;入室することで(自律神経に関係する)白血球の顆粒球、リンパ球のバランスはよくなるのか。

A;リンパ球が増加して副交感神経が上昇する(リラックスモードになる)ことはデータで証明されている。

Q;調圧で細胞中のミトコンドリアの数は増えるのか。

A;細胞のなかのことは分からないが、細胞自体にエネルギーを与えるのだから、細胞は元気になる。

Q;リウマチは投薬治療を始める前に進盟ルームに入れば痛みがとれるか。

A;薬をたくさん飲み続けた人は治りにくい。飲む前だったら良い効果が出ると思う。

Q;血液観察会で、ルーム入室者の赤血球が綺麗だとの評価があったが、入室効果によるものか。

A;赤血球は、末梢の毛細血管にも効率よく酸素運搬を図るため細胞の核をなくしており、入室してそこに酸素をたくさん取り込むと綺麗になる。

(スタッフブログより転載)

平成27年1月18日に進盟ルーム吉祥寺で第3回進盟先生お話会が行われました。

none 今回は、皆様方にあらかじめ先生にお聞きしたいことをアンケートし、それらに対してのお答も含めてお話しいただきましたが、質問の多くはルームの高度設定に関することや、エジプトでの研究の進捗状況についてでした。

 まず一番の話題は、進盟先生開発のこの調圧ルームが4年前に続いて更なる特許を取得したことでした。

新しい特許について

 特許の表題がじつに画期的で意義深い、「生体治癒力向上装置及びその作動法」という名称です。即ち、進盟ルームが生体治癒力を向上させるものであり、また減圧復圧の繰り返しのノウハウが生体治癒力の向上におおいに貢献していると認められたことになります。

 4年前は、調圧ルームの作動法についての特許だったものが、今回は昨年9月の埼玉県での事故の直後だったにもかかわらず、「生体治癒力向上装置」として認められたのです。進盟先生は、さらに何年後かには、「ヒトの治癒力向上」と限定した特許となるよう実績をあげて、リュウマチをはじめとした自己免疫疾患に代表される、いわゆる難病という名の様々な病気の回復に役立つ装置として認められるようになるでしょうと力強く仰いました。

 現在我が国には約130の難病指定疾患があります。難病というのは原因が不明であり、したがって治療方法も確立していない疾患ということですから、医学的にも大きな課題であり、ましてや患者さんにとっては大変な苦しみとなっています。

 そんななかで、難病中の難病とも称される再生不良性貧血(自分で血液を作れない、そのため常時輸血が必要な状況)を、進盟ルームに入室することで克服できた例が紹介されました。輸血を続けても余命1~2年と宣告されていた患者さんが、進盟小型機にほぼ2ヶ月間入ったことにより自分自身で血液を造ることができるようになり、輸血を受けなくてよくなったのです。他にも5例の難病が進盟ルームにより良くなったという報告があり、これが特許取得に繋がりました。

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シンガポール

 つづいて、シンガポールで国を挙げて進盟ルームの誘致に乗り出す計画があるという話題を紹介されました。シンガポールは資源を持たない国なのでアイディアを活かした技術により経済振興を目指しています。

 四国のある糖尿病専門病院が、進盟ルームを使った糖尿病治療を導入したことで、患者さんにデータ上の改善が見られているという報告がありました。近いうちに学会でも発表される予定だそうです。

 この報告を受け、糖尿病患者の爆発的な増加により、その対策に苦慮しているシンガポール政府は、進盟ルームの導入を視野に入れているのだそうです。

 更に、国としての対策に頭を痛める病気に認知症があります。日本では、10年後には高齢者の3人に1人がこの疾患から逃れられないと予測されています。この認知症に関しても四国の同じ病院で、進盟ルームにより相当な効果を上げてきている、とのことです。認知症は治らない病気であるという医学的常識は覆されなければならない、と進盟先生は仰いました。

 昨今話題となったエボラ出血熱も、感染力の強い病気と恐れられていますが、生体治癒力を向上させる、すなわち生体の構成単位である「細胞」を元気にすることで克服できるはずです。現在の科学では、細胞がどんな働きをしているかはまだ5%も解明されていません。しかし、細胞が元気であることが病気の予防には重要であるということは間違いありません。進盟ルームはこのことを証明するために、いま歴史を作っている最中です。そして、将来必ず歴史が証明してくれるでしょう。

 最後に代表的な質問についての答えを述べていただきました。

高度と体温について

 高度に関してはより高い方が良いのではと思う方が多いようですが、必ずしもそうではない、とのことです。体温は高度200mでも上昇します。先ほどの四国の病院では高度500mで治療を行っており、高い方が効き目があるという考えはプラセボ効果かもしれません。飛行機の機内圧力は高度2000m状態に保たれていますが、これは一般的にこの程度の高度なら人体に問題はないということを意味しているだけです。

 次に、進盟ルームに入って体温が上がるのが本当にいいのか、という質問がありました。先生のお答えとしては、それは一概に言えないが、体温が上がるということはエネルギーが消耗されることであり、人体にとって一番効率が良いのは60%がエネルギーに変換されATPとして貯蔵され、残りの40%が熱として発生される状況です。進盟ルームの特徴として、運動や入浴のように脈拍を上げることなく体温を上げることができ、また血管が太くなり血流がよくなることがとても大事なのです。進盟ルームに入っているだけで、降下と上昇を繰り返す天空の鳥になれるとは、なんと素晴らしいことなのでしょう。

 最後に進盟先生からのお誘いがありました。

「今年も3月に開催される健康博覧会に小型機の展示を行うので是非おいで下さい。小型機のレンタルについてのアドバイスも行います。」

 

 熱く語られた、あっという間の2時間でした。進盟先生本当にお疲れ様でした。

(店長記:スタッフブログより転載)

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