進盟ルームの安全性

以前、進盟ルームとは異なる減圧室で不幸な事故がありました。そのため、進盟ルームについても安全性についてのご質問をいただくことがありますのでご説明いたします。

十分な強度の本体

進盟ルーム本体は、鋼鉄製の円柱であり材質も形状も十分な強度があります。上から物が落ちてきても安全です。

ドアについて

ドアとルーム本体はゴム製のパッキンを圧着することだけで密閉されています。密閉する力はルーム内外の気圧差とゴム製のパッキンを押すストッパーによるものです。鋼鉄製の本体と鋼鉄製のドアは、はめ込む構造になっていません。そのため、もし万が一ルーム本体に強い衝撃が加わり本体がどんなに変形してもドアが開かなくなることはありません。

インストラクターが一緒に入ります

運転時には必ずインストラクターが一緒に入り、ルーム内がお客さまだけになることはありません。 インストラクターはお客さまに進盟ルームの説明をするだけでなく、スイッチを手動で操作し、運転中止、ドアの開閉を行います。緊急時にはすぐに対応いたします。

気圧の変化について

ルーム内の気圧を下げるために真空ポンプを使いますが、ポンプにはリミッターが2つ付いています。気圧と運転時間を監視しリミッターが作動し、設定された気圧以下に下がらないよう安全対策が施されています。また、インストラクターはいつでも手動で運転を止めることができます。室内には手動の開放弁があり、すぐに1気圧まで復圧することができます。通常運転の時でも数分毎に1気圧に戻っています。たとえば急にトイレに行きたくなった時でも、すぐにドアを開けることができます。

ルーム内の空気について

ルーム内では、気圧を下げる時にはポンプを使って室内の空気を外に出しますが、1気圧に復圧する場合には、弁が開き、外気が入ってきます。数分毎に外からフレッシュな空気が入ってきますから、ルーム内の空気が澱んで汚れる心配はありません。

温湿度管理について

室内には温湿度計があり、インストラクターが適切な温度になるようエアコンで温湿度管理します。ルーム内ではお客さまの体温が上がるので、冷やすためにエアコンを使う場合が多いです。寒い季節には、朝は床暖房を入れ、室内も暖めてお客さまをお迎えするようにしています。

その他ご不明な点がありましたら、スタッフが詳しくご説明いたしますのでどうぞご質問ください。

▲TOP